大学生の引越しに伴う不用品の処分について
大学4年生の皆さんは卒業論文の提出を終え、審査結果を待っているころでしょうか。無事卒業が決まると、一人暮らしの方は新天地に向けて、または地元に帰るための引っ越しの準備の必要があると思います。また、新学年からキャンパスが変わる方もいらっしゃるかと思います。本日はそんな大学生の皆さんに向け、引っ越しの際の不用品をどう処分したらよいかお伝えしたいと思います！もちろんご実家の親御さんも心配と期待で色々ご不安があるかと思います。そんな引越しなどでバタバタして大変な方には必見の内容です！
自分で処分する４つの方法
１自治体で処分する
各自治体では粗大ゴミを「収集」、「持ち込み」の2パターンで処分することができます。収集の場合、所定の手続き後、自宅前、集合住宅であれば、粗大ごみ置き場に出しておくと回収してくれます。例えば世田谷区でベッドを粗大ゴミとして出す場合、費用はシングルで1200円、ダブルで2,000円です。持ち込みの場合は、自治体に問い合わせをし、持ち込み可能日を確認してください。世田谷区の場合、粗大ごみを自分で持ち込むと処分費用は収集してもらう場合の半額となっています。但し、回収・収集いずれの場合であっても、都市部では時間を要する場合があります。世田谷区では最大収集で5週間、持ち込みで3か月待ちの状況となっています。よって計画的な処分が必要です。また粗大ゴミに該当しない、不燃ごみは一度に排出できる量が自治体により決まっています。(世田谷区では45リットル袋3袋まで)よって、一度に処分しようと思ってもできない場合がありますので、注意が必要です。
メリット
・費用が安い
デメリット
・収集までに時間がかかる(2021年1月現在5週間程度)
・持ち込みの手間がかかる
・指定日に持ち込まなくてはいけない
・不燃ごみの排出量には上限がある場合がある
２．リサイクルショップで買取りをしてもらう
不要な家具、家電が十分使えるものであれば、リサイクルショップで買い取ってもらうことができます。購入から5年以内のものであれば、買い取り可能なケースが多いです。しかし、お店によっては引き取りを行っておらず、自分で持ち込むことが必要な場合があります。その場合、持ち込むための車や労力が必要となり、得られる金額に見合ったメリットが享受できない可能性があります。買取りをしてもらう場合は引き取りが可能かどうか事前に確認することが必要です。
メリット
・お金をもらって処分できる
デメリット
・持ち込みが必要な場合がある
・売却ができない場合がある
・殆どが買取にならず、処分費がかかる場合がある
参考リサイクルショップ
■遊遊市場
３．友人や後輩に譲る
卒業ができなかった友人や、後輩で家具・家電を必要としている人がいれば、譲ることにより、処分することが可能です。自分は不用品が処分でき、友人・後輩は必要なものを入手でき、一石二鳥かもしれません。しかしながら、不要となった家具・家電は既に、友人や後輩は既に持っている可能性が高いため、グレードの高い家電等の処分でない限り貰い手を見つけるのが難しいかもしれません。また、家具・家電の移動にはサイズによっては人手が必要になるため、周りの友人に作業を手伝ってもらう必要があります。お礼にご飯をご馳走すればそれだけコストがかかってしまいます。
メリット
・無料で引き取って貰える
デメリット
・引き取り手が見つからない可能性がある
・友人に協力をお願いする必要がある
4．フリマアプリ、オークションサイトで販売する
リサイクルショップと比較し、高値での販売が可能です。但し、個人間取引となりますので、商品の情報を画像等で適切に伝えていないとトラブルになるケースもあります。また、家具・家電のサイズによっては送料に大きな費用が掛かるため、購入者負担では売り難く、また売り手の負担では利益が殆どでない、もしくは販売価格より送料が高額になってしまうこともあり得ます。また、不用品が複数ある場合、それら全ての画像を撮影し、アプリ等に商品説明と共にアップし、買い手がついた場合はそれぞれに個別配送すると言う作業には膨大な手間がかかります。また、商品の状態、種類によっては買い手が見つからない場合もあります。
メリット
・リサイクルショップより高額に販売できる可能性がある
デメリット
・取引でトラブルが起きる可能性がある
・処分したいものが多いと販売に手間がかかる
・売れない場合もある
参考サイト
■メルカリ
■ラクマ
■ジモティ
不要品回収業者に依頼する
できる限り速やかに、労力を抑え処分した場合は不用品回収業者に依頼するのがお勧めです。不用品回収業者であれば場合によっては即日対応が可能で、運び出しから引き取りまで一切の手間をかけずに処分が可能です。粗大ゴミだけでなく、不燃物や燃えるゴミ、全ての不用品をまとめて回収してもらうことも可能です。但し、不用品回収業者によって処分費用が異なりますので事前に見積もりを取ることが重要です。また、不用品回収業者にとっても3～4月は繁忙期になりますので余裕をもって問い合わせをし予約をとることをおススメします。
メリット
・すぐに処分して貰える
・手間をかけずに処分が可能
・併せて複数の不用品の処分が可能
デメリット
・不用品業者によって処分費用が異なる
・3～4月は繁忙期で早めに予約をしないと回収出来ない場合もある
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